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2012/09/30

無計画なひと旅 ~瀬戸内島あるき3

ちょっと空きましたが、続きを書きましょう。

翌朝は、岡山名物のこれ。
Imgp2183…だけじゃないんですが(^_^;、岡山木村屋さんのバナナクリームロールを食します。
これっぽっちもバナナの欠片すら入ってないんですが、コッペパンにホイップクリームをはさんだ、懐かしい中高生の買い食いの香りが…カミさんは口に合わなかったようですが、ワシはアリですね、これ。
といっても、クリームだけの別売りされてるのまでは手が出ませんが(苦笑)。

Imgp2186今日は豊島(てしま)へ向かいますが、連絡船でメジャーな宇野港から出ることもあって時刻表ノーチェックだった我々にまさかの宣告。
「8時過ぎのあとは、11時までなし」

あちゃ、昨日と同じじゃん(爆)。
てことは、昨日より乗船時間が長いので、滞在時間が減るってことですね。

犬島よりも展示物多いんですけど(汗)。


ま、仕方ない。
またしてもクルマで渡らないのをいいことに、さっさとビールに逃げるワシでございました。
豊島はクルマも降りられる家浦港を外して唐櫃(からと)港に降り立ちます。
ちなみに、時間のある方には家浦で下船して、電動アシストつきレンタサイクルを借りることをお薦めします。
この島、歩いて移動することは無理。あまりクルマで乗り込むなと言われているので、レンタサイクルとなるわけですが、坂がきついのでアシスト無しは拷問になります。


といっても降りちゃったし(笑)。
Imgp2188歩いてちょっとの「心臓音のアーカイブ」を目指します。
何千人もの心臓音を集めて聞かせるというこのアート、建物に近づくとたまにすごいビートが聞こえます。
そんな中に入ると、激しいビートに圧倒されることになります。
暗い中に電球が1個。それが、心臓音の強弱にあわせて光り続けます。
でも、一人としておなじビートはなくて、弱々しいもの、不整脈っぽいもの(汗)、ゆっくりせかせか、多種多様です。
命の刻み方は、まさに人それぞれなんですね。

Imgp2189別の部屋では、海に面した部屋で一人一人の心音を選んで聞くことができます。
もしかしたら、知ってる人のアーカイブがあったりするのかしら?
と思ったりもします。
もちろん、自分の心音を残すことも可能。

残念ながら、ワシの心音は残してませんから、あしからず(笑)。

この写真は、エントランスから外を眺めたもの。
知らない方に勝手にモデルになっていただきましたが、この四角、画になります。

昔の血が騒ぎますね。

Imgp2187このコは道すがらたまたま居たんですが、野良にしては毛並みが良いので多分飼い猫でしょう。
おまけに人馴れしているから、こっちが近づく前に突進して来ました(汗)。
意外にも、コイツが今日の第一島ネコ。
結構少ないもんです。
いや、暑いから、慣れない人がいるから隠れてるだけかもしれませんが。

Imgp2190さて、今日はそんなに時間が多くないのでそろそろ移動しましょう。
幸い天気は良いし、海風のおかげか湿気も少ない陽気です。


Imgp2191
たまにバイクが通るだけの道を、てくてくと。
勾配が急だな、と思ったら、あっという間にこんなに上っていたんですね。
もう、町が眼下に見えます。
いい眺めだな。泊りがけならしばらくボーっとしていたいもんです。

Imgp2200さて着きました。
ここが、豊島美術館です。
突如山の中に現れる、二つの白い人工物。
この中に、どんな美術品があるんだろう…

Imgp2199ところが、ここには展示物は一つだけ。しかも、この大きいほうの建物だけです。
逆に、期待が高まります。
このエントランスから続く道を辿って行きます。
ジェットコースターのように下ると、建物の入り口が。

中には、外と一体となったドーム型の部屋があるのみ。
その中に、人工的に泉が湧き出して水溜りをつくっていきます。

それだけなんですが、大きく開いた窓から見える木々や、空や、鳥が、まるで元から組み合わされたかのような眺めとして一体化していきます。

撮影も、指定された範囲外への立ち入りもできないので、この空間を伝えられないのが残念。
でも、もう一度といわず何度でも訪れたい美術館です。
そのときの天気や季節によって、まるで違う顔を見せてくれる生きた彫刻。
是非一度、訪ねていただきたい場所です。

横のカフェで、ちょっとだけ片鱗が見えるので…

Imgp2196ちょっと違うけど、中はこんな感じです。
しかも、窓ガラスが存在せず、直接外とつながっている感じ。
とても、不思議な空間です。

ところで、午後2時なのにお昼を食べていないことを胃袋が主張(笑)。
ここでお昼としました。

Imgp2197オリーブライスという、謎の食物。
恐らく、火を通さないでオリーブオイルを絡めたご飯に、刻んだオリーブを混ぜたものなんですが、意外やこれがおいしい。
チャーハンよりも具が少ないし、焼き豚だって入っていないのに味わうこの旨み。
近所の小豆島がオリーブの名産地だからでしょうか。それを使ったこの料理、侮れません。

食事をしながら体力と時間と相談します。
そろそろ島内連絡バスを使おうかと思うと、連絡バスはそろそろ近所を通ります。
それを逃すと飛行機に間に合わなくなる恐れが(汗)。

やむなく近くの他の展示は飛ばしてバスに乗ることに。

Imgp2201ちょっと歩いて、バス停に向かいます。
丁度このあたりに棚田が広がります。

Imgp2192狭い土地の島では棚田は重要な水耕田ですが、機械が入りづらい狭い田んぼは効率が悪く、耕作が廃れていました。
そこをベネッセが再興、プロジェクトとして復活させたわけです。
ボランティアで成り立っているこの田んぼの成り立ちが良いかは別として、田には実りの秋が訪れています。

Imgp2203実の入りの良い稲が、頭を垂れています。
懐かしい田園地帯をここで見ることができるとは。
日本人を感じる瞬間でもあります。


Imgp2206さてバスに乗り込み、港へと向かいます。
島内で一番大きい町、家浦へ。
時間があるので、残りの時間を町内の家プロジェクト展示見学に使います。

Imgp2212ここでは、瞽女の画を展示している古民家を見ました。
管理している方が、訪問者に見せる説明文。
それを読んでから見る画は、生き様の壮絶さを感じるがごとく。
まさに、このリンクの画が展示されていました。

ただ、圧巻のみ。


結構崩れかけた民家も多くあります。
ベネッセの手法には賛否あるかと思いますが、少なくとも過疎化しつつあったこの島に人を呼び寄せたのは確か。
うまく共存できることを、祈らずにはいられません。


Imgp2211島を去る前に、ある展示物から見えた猫さんたち。
オスメスのつがいだと思いますが、人馴れしたようすで撫でられても逃げるでもなく、日向ぼっこを続けてました。


そろそろウチのフィービーも恋しくなってきましたし、ウチへ帰ることにしましょう。

また来たいな。今度は島に泊まりたいな。そう思った瀬戸内の旅でした。
ふらっと行くにはとてもよい場所です。是非ご訪問くださいませ。


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コメント

旦那さま。
忙殺された心身ともにリフレッシュできましたよね、
ステキな旅行記、楽しませていただきました〜。

「心臓音のアーカイブ」すごく興味がわきました。
いろんなハートビートを聴いたらなんだか泣いちゃいそう。
暴れん坊らしくねぇぞ!ってツッコミはなしで(笑)。

行ってみたい。

豊島美術館気になりますね。雨や風の日も顔変わるかな?素敵な写真達もっと見たいです。

桂子さん>
気になるでしょ(笑)?
寒い日暑い日、多分毎日表情が変わるのだと思います。
できるなら、夏の夕焼け時に中で寝っ転がっていたい感じです。

ぱお姐>
心臓音、興味があったのは複数の心音をコラボさせたらどうなるか、なんですよ。
ここでは単音しか聞けないから、ランダムに2~3音組み合わせ、人と人がつながった音を聞きたいなあと。
ちなみにここ、大型バイクとの相性良さそうです。
東京からダーっと走っていって、まんまフェリーで渡りのんびり流す。
時間と空気が肌で感じられるほうが、きっと楽しいです。サトルノじゃ遠いか(汗)。

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