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2008/11/18

前言撤回?

前に、若手ジャズヴォーカリストのハルチャ・ヴェロニカが凄いと書いたが、上には上がいるのを見せつけられた。
先週末に新宿のSOMEDAYであった、マリーナ・ショウのライブ。名前が売れていたのは大分前のヴォーカリストだ、という認識だった。例によってカミさんが誘うのでついていったのだが、思わず「認識違いでしたゴメンなさい」と言ってしまうステージだったのだ。
バックのピアノトリオがひとしきり鳴らしたあと、杖をつきながら本人登場。あー、もうピークは過ぎたのか、と思いながら始まった途端、杖をおいて軽やかにステップを踏みだす。バックのビートにのせて歌い始めた瞬間、ライブハウスの空気はもう彼女のものだった。
66歳とは信じがたい伸びやかで豊かな声が、客席を巻き込んでいく。バックと息のあったリズムのフェイントは、曲の表情に意外性を加えていく。会場はあっという間に興奮のるつぼと化していった。
さすがに新曲はなかったが、その必要を感じさせないアレンジと円熟さだった。カミさんによると、代表アルバムのWho is this bitch〜と比べて今夜の方が遥かに巧かったとのこと。未だに進化し続けている事実に脱帽の思いだった。
後半は足のせいか座ることが多くなったが、存在感はそのままにアンコール2曲まで歌いきった。
これを聴いたらハルチャはお子様並みに思えてくる、それほどのモノを見せつけられたわけだ。
バックも凄かった。ピアノ、ベース、ドラムのスリーピースだが、音の分厚さと主張し過ぎないのに時折耳を奪われるテクニックは正に一流。ニューヨークの底の厚さはとてつもないことを思い知った。
聞くところによると、3年連続で来日しているらしい。すでに来年が待ち遠しい。

ちなみに、ここのPAは定位はもちろん、音の自然さも見事だった。もちろんハウリングなどない。オーナーオリジナルらしいが、ビルボードライブ東京にはこれを勉強して頂きたい。
本物とは、こういうモノだ。

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コメント

いい音で聴けるというのはいいことですよねー。
ハウってるとそれだけいいパフォーマンスも魅力半減ですから。

どういう訳か、2回行ってどっちも、ヴォーカル入るとキーンと。何か変です>ビルボード。

大阪のこけら落としに行った時にはそんなことは無かったんだけど、うーんなんででしょうねえ??

ブルーノート跡というのはあるかも。東京は新築ミッドタウンだからなあ。

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